2024年3月4日、衝撃的なニュースが入ってきました。「同級生に93万円だまされた」小学生同士の金銭トラブルです。額も額ですし、耳を疑いました。子供のお小遣いで?と想像もふくらみましたが、私の娘も10歳という歳になりこのような状況が同学年でおきていることにグッと親近感が湧きました。今回はこのような社会の中にある子供のお小遣いについて考えてみようと思います!
子供のお小遣い、金銭トラブルについて
金銭トラブルのニュースについてはとても衝撃でしたが、もしかしたら身近でもあり得る話なのかなと思いました。
娘が10歳ということもあり、ママ友同士の会話では
ホント、こんな感じ。そう、私達は他人事とは思えなかったんです~。同世代を育てている親だから。ですね。お友達が~とかそのような話ではなく…そういう状況に置かれるときもあるな。と思ったんです。
なのでこれを機に子供達と今一度お小遣いやお金について話し合ってみました!!
こどものお小遣い、我が家の場合
うちには子供が3人いるんですけど、お小遣いは給与制になっています。
お手伝い10円、自らお手伝い20円、進研ゼミ10円、進研ゼミの内容で1発で100点とれたら10円(教科毎に集計)
我が家のお小遣いの大まかな内容です。洗濯物を片づけることや夕飯の支度などちょっとしたお手伝いも全て含まれるので1日最大でいくらでも稼げるような仕組みを作っています。
しかし
・私がそれぞれに用意したカレンダーに記載しなければお小遣いをもらうことができません。
・記載したものが間違っているときはマイナスになります。
・進研ゼミは母のスマホに送られてくる学びの日誌を見ながら記録します。
自己申告
を大事にして、自分の成果を自信をもって伝えることと、自主性でボーナス感。を目指しているのですが、これがなかなかちびっこたちはうまくいきません。
記載しなくともシールを貼りなさい。とシールを用意したものの、貼る気配すらありません。せっせか貼っているのは10歳のお姉ちゃんです。
平均的に、10歳姉500~1000円、7歳弟100~300円、5歳妹10~50円。
となっていますが、記載していない下2人は妥当な金額のようにも思えますね(笑)
子供のお小遣い、貯める喜び使う知恵
お小遣いをもらったらそれぞれ手帳に記載しているようです。(下2人はやっているか自信ないですごめんなさい!)
貯める
お小遣いを通じて子供たちに貯蓄や支出の大切さを伝えることができます。やはり、1円のありがたみ等々、10円、100円でどのような買い物ができるのか。を考える時になります。
これは実際に親と一緒に買い物に出かけないとわからない心の育みかもしれません。ネットスーパーでは分かりにくいですよね。
先日、月に100円程度しかもらえない7歳息子が500円のぬいぐるみが欲しいとお金を貯め始めました。
きっかけは一緒にスーパーに行ったことです。実際に頑張ってほしいものを自分で買うという意思も育まれているんだと思います。
それから頑張って2ヶ月かけてぬいぐるみをGETしておりました~。
子供のお小遣い、お金を通じて気づかれる金銭感覚
子供達が誤った経験をするのも大事です。この流れで行くと、冒頭のニュースを擁護しているように捕らわれがちなので一旦こちらで否定しておきますね(笑)
誤った選択というのは、「スーパーで実際に買おうとしたらお金が足りなかった」「お金が足りなかったからお小遣い日前だけどママに頼む」などなど、可愛いものかなと思うんですが、この状況に対して行う親の行動によって将来のお金に対する考え方が変わってくると思います。
与えたお金の範囲で使うこと。お金に対する理解も深まりますし、親のサポートによって失敗を受け入れる、自己評価や問題解決能力が高まる、ポジティブな土台が出来上がります。
そして一番大事なのは親とのコミュニケーションです。クローズになりがちなお金の内容もオープンにして金銭感覚のプラスになるように努めます。
子供のお小遣い、将来のビジョン
子供のお小遣いは、将来の金銭感覚を形成します。貯蓄や目標設定を通じて得られた経験が、彼らの将来への自己成長に繋がります。親子で共有するビジョンを通じて、子供たちは責任感や計画力を養い、未来に向けた希望と自信を築いていく機会となります。
この機会にオープンなコミュニケーションと、友人関係、友人とのお金の使い方、自宅でのお金が回るしくみについておこさんと一緒に考えてみてくださいね~。